緊急分析:IAEAの検査で暴露される日本政府と東京電力の嘘

IAEAが福島県飯舘村は、『ハイレベルな放射能汚染された地域(土壌)』であると声明を出した。
これは、日本国民の安全を考えての行動である。
飯舘村は、IAEAのような国際基準であれば非難指示の地域である。
日本と国際機関の見解の相違は、このブログで予言したように日本が国際社会で『加害者』となるである。

最新関連記事:福島県・飯舘村「避難すべき」(IAEA)か「大丈夫」(保安院)か
http://www.j-cast.com/tv/2011/04/01091894.html
※関連記事:IAEA On Fukushima Plutonium
http://www.zerohedge.com/article/iaea-fukushima-plutonium

【福島第一原子力発電所に関する真実の状況】
このIAEAの報告書に、最新の状況があります。
※Fukushima Nuclear Accident Update LogUpdates of 31 March 2011
http://www.iaea.org/newscenter/news/tsunamiupdate01.html

米軍は、自衛隊と分担し、放射線被曝する地域を兵士を入れて”震災現地”で復興作業しているのである。
日本政府・原子力安全委員会・東京電力が被曝値を隠蔽すれば、日本国民だけでなく、米兵も被曝させる事になる。
菅首相は、原子力安全委員会に避難勧告する為のエリア決定を一任していると言って良いだろう。
しかし、原子力安全委員会のメンバーは中立公正の立場でなく、原子力行政と推進する側であるので、国民の生命を最優先に考えていない。
戦略マーケティングの基本は、考えうる最大のリスクを想定し、バックアップ・プランを走らせながら、現在進行形の事態にフレキシブルに対応する事であり、これらは全て事実情報に基づいた対策でなければならない。
日本政府・原子力安全委員会・東京電力の幹部が、仮に身の保身を考えての隠蔽となれば、日本は国際社会で孤立する。
そして、日本企業はビジネスを失う事になる。
筆者が2011年1月1日元旦『日本への未来予言』で内述べている様に日本を取り巻く環境は、更に悪化するのである。


※関連記事:“FUKUSHIMA”がBRICsに与えたインパクトhttp://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20110330/106248/

日本の常識は、業界団体の利権を守る為のもので、国際社会では非常識である。
既に、飯舘村はハイレベルな土壌汚染されているのである。
被曝地域のシュミレーションは、事故発生時の気象・風向きの条件をパラメーターに入れ、スーパーコンピュータで解析すれば、具体的な汚染地域の算出は容易に出来るのはずである。

※関連記事:<福島第1原発>飯舘村「避難不要」 保安院が被ばく量試算
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000108-mai-soci
※関連記事:5年前に指摘されていた福島原発「津波」への無力
http://president.jp.reuters.com/article/2011/04/01/650DA4AE-56B6-11E0-8777-12CF3E99CD51.php
※関連記事:東電をBaa1に格下げ、見直し継続=ムーディーズ
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-20371720110331

日本政府と原子力保安院は、日本国民を被爆者にして見捨てるつもりである。
真実は、決して語らないで隠蔽し、実被害が出始めた頃に慌てての対応となることが想像がされる。
非難勧告指示の対応が遅れれば罪も無い善良な住民(国民)に、深刻な健康被害が出来る事になる。
筆者は、3月11日地震発生時から50キロ圏外への非難を提案していた。

※関連記事:福島第1原発:IAEA、2000万ベクレルに修正…飯舘http://mainichi.jp/select/jiken/news/m20110401k0000e040006000c.html
~毎日新聞記事引用~⇒国際原子力機関(IAEA)は3月31日、福島第1原発の北西約40キロにある避難区域外の福島県飯舘村の土壌からIAEAの避難基準を上回る値が検出されたとした放射性物質は、半減期の短いヨウ素131で、測定値は1平方メートル当たり約2000万ベクレルだったと修正した。

この放射能汚染エリア内の工場は、従業員の健康被害や製品出荷後の受け入れ先企業での放射線測定などで、安定した運営は出来ないだろう。
経済番組のWBSでは、電力安定供給がボトルネックと取り上げているが、そうではない。

※関連記事:焦点:出口見えない福島原発危機、解決には数十年か
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-20365420110331

国民の安全を守れない今の日本政府は、本当に必要なのだろうか?
日本政府は、混迷するリビアと同じである。
カダフィー大佐が国民を道連れに、国家崩壊に突き進むように、菅首相・枝野官房長官体制も同じである。
米国を中心として国連安保理に、日本国民救出に関する緊急動議を出して欲しいくらいである。

読者の皆さんは、今の日本政府の対応状況をどう考えますか?
無責任体質は、国も東京電力も同等である。

※関連記事:東日本大震災:福島第1原発事故 東電・清水社長、辞任へ
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110331ddm001040043000c.html

【IAEAのHPに関する緊急報告】
※重要情報:IAEA
http://www.iaea.org/

2011年4月1日13:12現在、IAEAのホームページが”ダウン”しています。
世界からアクセスが集中しているものと思います。
日本の皆さんは、極力アクセスを控えた方が良いと思います。
”Service Temporarily Unavailable
The server is temporarily unable to service your request due to maintenance downtime or capacity problems. Please try again later.
Additionally, a 503 Service Temporarily Unavailable error was encountered while trying to use an ErrorDocument to handle the request.”

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