緊急分析:目利きとして読者の皆さんに推薦出来る調査会社

3月の中旬になり、そろそろ年度末です。
日本企業は、毎年恒例の来年度調査予算の最終確定に向けた調整に入っている事かと思います。
今回は、筆者が戦略マーケッターの立場で、調査精度も高く信頼出来るお勧め調査会社を紹介しましょう。
マスコミが引用する調査会社データが全て良いのではないのです。
逆に、ブランド確立やビジネス誘導の為、世界のマスコミに調査データを開示するケースもあるのです。
ユーザーがフィルタリング出来る能力があれば問題ないですが、日本企業の場合この能力は乏しい。
実業界が調査会社に求める事は、専門性(調査分野を担当するアナリストが過去の技術者かマーケティングであった)とデータに調査結果の信憑性、予測データの精度と出た結果をきちんと検証し、フィードバックしているかどうかである。

『調査会社の裏』を知り尽くした筆者だからこそ、ハイテクのデバイス分野毎に、信頼出来る調査会社とアナリストを選びます。

【Teardown+BOM技術評価分野】
米国UBM TechInsights社⇒EE Times誌同じUnited Business Media傘下

【世界半導体市場・地域・デバイス実績及び予測分野】
WSTS(世界半導体市場統計)事務局⇒日本地域

【世界半導体ランキング・マーケットシェア分野】
米国Gartner社

【世界DRAM/NANDメモリ/LED価格・シェア分野】
台湾DRAMeXchange社

【世界MEMS予測・シェア・技術評価分野】
フランスYole Developpement社

【世界電子機器と半導体設備投資・プロセスノード別分野】
米国IC Insights社
【世界ディスプレィ分野】
米国DisplaySearch社

【世界太陽電池予測・シェア分野】
米国GTM Research⇒PV News
米国Solarbuzz社

【PC・タブレットPC・サーバー分野】
米国IDC社

【携帯・スマートフォン予測・シェア分野】
米国Strategic Analysis社
米国IDC社

【過去検証:信用できる調査会社の格付け】
半導体ウォッチ(11)混沌とする2008年世界半導体市場その先行きは?2008/5/27
▮半導体関連調査会社・機関の格付け評価
http://monoist.atmarkit.co.jp/feledev/articles/siliconeswatch/11/siliconeswatch11c.html

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