分析検証:『日本への未来予言』⇒中国レアアース輸出制限の強化

筆者の未来予言が的中している。
的中する事は、日本国が劣勢になるということである。
しかし、『未来予測が出来ききちんと対応が出来いれば』、それは話が違う事になる。
筆者のアドバイスを受ける企業は、持続的成長とダイナミックな経営の舵取りと未来システム商品の開発を進めている。
未来の社会変化と事象が”見えない・読めない”、グローバル戦略を立案出来ない企業は、『ガラパゴスのニッポンという島国で、共食いをして最後に残ったものも死するのみであろう』。

【ブログ内未来予測の検証】
●2011年1月1日土曜日
日本への未来予言
http://a-gd.blogspot.com/2011/01/blog-post.html
新年明けましておめでとう御座います
2011年卯年は、日本の官製特需が無くなり、世界経済は二番底、半導体は再リセッション、東アジアハイテク企業の台頭、中国バブル崩壊の兆候、中国レアアース輸出制限など日本を取り巻く環境は更に悪化する。

EUは混迷し、人類史初の試みは綻び始め、大ドイツ国の流れが形成されて来るだろう。
加えて、経済と軍事力を巨大化させている新興国は国際的に強い影響力を持ち、先進国と新旧交代の時期に入る。
地球規模的視点では、地球温暖化と連動した気象異常と世界各地での巨大地震、食糧危機(作物不作により輸出停止)、環境汚染と連動する水の危機などの課題が肥大化する。
中国と日本の関係は今後悪化し、その要因は中国による日本買い(企業買収・人材・不動産・水源用地)である。
読者の皆さんは、インテリジェンス能力を磨き上げ再成長のタイミングまで体力温存をしておくのが今年やるべき事であろう。
2011年日本ハイテク産業にとって、好機の風が吹く予感は、待ちに待った「ウォン高」である。

※重要情報:中国:レアアースの輸出制限を強化へ、新規事業も承認せず-拡大抑制
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920009&sid=aRnr5_oUQW84

【最新ブルームバーグ社報告書引用】
5月19日(ブルームバーグ):世界のレアアース(希土類)の約95%を供給する中国は、輸出に関す
る制限を強化するとともに、新規の拡大プロジェクトも承認しない方針だ。
生産能力過剰を防ぐほか、違法採掘・販売を阻止することが目的。

国務院(内閣に相当)がウェブサイトに掲載した声明によれば、当局は税関で輸出時に検査するレアアース品目を増やすほか、レアアース採掘に課す資源税を「大幅に」引き上げる。
中国がレアアースの国内生産拡大と輸出を抑制した結果、一部のレアアース価格が6倍に跳ね上がったほか米国や日本など主要消費国との軋轢(あつれき)も生じた
。ゴールドマン・サックス・アンド・パートナーズ・オーストラリアは今月、中国政府が生産・輸出枠をさらに縮小し一段の値上がりを引き起こす可能があると指摘していた。

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