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2011年11月30日水曜日

緊急分析:WSTSが発表した2011年世界半導体市場規模は3022億7100万米ドル

2011年11月29日WSTS(日本協議会)は、2011年以降の世界半導体市場予測を発表した。
2011年の世界半導体市場は前年比1.3%増の3022億7100万ドル。⇒これは着地予測である。
2012年は同2.6%増、2013年は同5.8%増の3280億8400万米ドルと緩やかな伸びを継続する見通しとなっている。
2011年のWSTSの半導体製品区分では、アナログが同1.7%増の429億9500万ドル、MOSマイクロが同8.0%増の655億1400万ドル、MOSロジックが同3.7%増の802億4100万ドル、MOSメモリが同12.9%減の606億5500万ドルになる。
2011年の日本は3.11東日本大震災、ギリシャ発の欧州金融危機、世界経済の低迷や円高、タイの洪水被害などの影響で、円ベースで同15.8%減の3兆4396億円。
WSTSは、2010~2013年の世界半導体市場の年平均成長率はマイナス3.2%と予測している。

※関連記事:WSTS 2010年秋季半導体市場予測について(実績・予測データ有り)
http://semicon.jeita.or.jp/statistics/docs/20101130WSTS.pdf

【2011年10月の出荷実績:WSTS】
2011年10月時の実績のWSTSの発表によれば、世界半導体出荷額は前月比20.5%減、前年同月
比4.1%減の234億804万ドルとなった。
世界の地域別では、米州が前月比18.8%減、前年同月比2.4%減の43億7726万ドル、欧州が前月比22.3%減、前年同月比16.2%減の27億8352万ドル、日本が前月比15.4%減、前年同月比8.5%減の36億6841万ドル、アジアパシフィックが前月比22.0%減、前年同月比横ばいの125億7887万ドルとなった。
なお、10月の出荷個数は全体で前月比14.5%減、前年同月比9.9%減、平均単価は前月比7.0%減、前年同月比6.5%増となった。

"Facebook内の分析"
市況が悪いのに価格競争。デスマッチである。台湾調査会社DRAMeXchange社によれば、2011年11月後半の大口向け4GバイトDDR3 DRAMモジュールの平均価格は、前期比7.9%減の17.5ドル、2Gバイト品も同7.3%減の9.5ドルになった。
欧州金融危機や季節要因によるPC需要の低迷の他、タイの洪水被害に伴ってHDDのサプライチェーンが影響を受けたことが原因としている。
こうした市況の中、複数のDRAMメーカーは値下げを実施している様である。

※関連記事:半導体が世界市場で成長減速 今年の国内需要は15%減
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111129/biz11112916430022-n1.htm
※関連記事:エルピーダ、DRAM大不況で孤立無援の正念場
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/editors.aspxg=DGXNMSDY29009N29112011000000&n_cid=DSTPCS007
※関連記事:加速するIntel、失速するSamsung
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/20111227_501880.html