緊急分析:『米国HP社はIBM社のようなソフト&エネルギー・サービス企業へと変貌する』

"Facebook内の分析”
業界一部では噂されていたがついにHP社がPC事業をスピンオフさせるようだ。
この戦略が意味する事が分かりますか?
利益がでない本体の主力事業になり得ないという事である。
HP社は世界一のPCメーカー(時期で入れ替えはあるが)。
PCを作ったIBM社が中国レノボ社に事業売却した様にこのセグメントは中国と台湾メーカーが支配する。
日本メーカーと違い米国企業の判断は正しい。
HP社が目指す方向は、先行するソフト&サービス企業に変貌したIBM社だろう。
エクセレントカンパニーだったIBM社ライクな事業展開はHP社は凋落に導くだろう。
同社は、エネルギーとセンサーネットワーク事業を新規事業として掲げている。
これが同社の成長戦略(再起動計画)の生命線となろう。

※関連記事:米HP、オートノミー買収で交渉-PC事業の戦略的選択肢を模索(1)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=a_e24e0Lpujw
※関連記事:米HPが英ソフト会社買収に向け協議、PC部門分離も検討
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-22770220110818

このブログの人気の投稿

緊急分析:国連宛に送られたとされる『ロックフェラーの書簡』を検証する

シリーズ5:崩壊する日本ハイテク産業のエピローグ➃

緊急分析:SiCウェハの大口径化で市場拡大を目指す日本半導体メーカー