緊急分析:『ハイテク製造業が完全復活した米国』

今週末の分析テーマは、ハイテク製造業が完全復活した米国半導体である。
日本は、自ら墓穴を掘り製造業の半導体は滅び去る手間である。
半導体設備投資は、日本でもなく、台湾でもなく今は『米国』である。
インテル社14ナノ、サムスン電子28ナノ。
時代は大きく変わったのである。
時計の時間が元に戻った。
この成果は、米国半導体戦略・政策の賜物である。
ニッポン半導体は、ビジネスモデル的には終焉を迎えようとしている。
全ては、経済産業省の政策の失敗と日本半導体企業の経営の失敗、最大の敗因は戦略マーケティング機能が日本半導体企業になった事である。
筆者から見れば、日本半導体企業の戦略マーケティングという部署は『米国半導体企業で言うFAE』であり、この”インテリジェンス”を持たない組織が故に、日本半導体と液晶は敗北したのである。

※関連記事:5月の北米半導体製造装置BBレシオ、0.97=SEMI
http://jp.reuters.com/article/economicIndicatorsAndComments/idJPnTK893191420110616
※検証記事:半導体ウォッチ(6)国内半導体業界に迫る衝撃の再編シナリオ2007/12/17
http://monoist.atmarkit.co.jp/feledev/articles/siliconeswatch/06/siliconeswatch06a.html
※関連記事(⇒更新)米政府が先端技術促進の産官学プロジェクト発足、製造業活性化に向け
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21888120110625

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