緊急分析:次世代自動車の本命はEV or PHV?

筆者のこの10年間の未来予測ではEV車は、本命の座には付けないと考えている。
この時代の本命は何か?
プラグインハイブリッド自動車(PHV)であると見えている。
この最新調査結果は、2030年の世界ではEV車が本命というシナリオ設定になっている。
富士経済の最新の報告書によれば、ハイブリッド車(HV)は2012年、2013年に各社が新型車の投入を予定しており、先進国を中心に市場は順調に拡大して2012年に138万台を予想。
現状でエコ・次世代自動車の主軸をHVとポジショニングしている自動車メーカーは、燃費性能がさらに上回るPHVへ注力をシフトしていく見通しとしている。
それ以外の外的要因は、米国排ガス規制への対応のほか、HV自体の技術的限界や陳腐化もあり、中長期的にはエコカー・次世代自動車の主役がHVから他へ交代し、PHVやEVに需要を奪われ2030年の市場はEVを下回ると予測している。
2030年のHVは1187万台と、2012年の8.6倍を予想している。

※関連記事:2030年の環境自動車市場、EVがHVとPHVを抜く…富士経済まとめhttp://response.jp/article/2012/02/13/169892.html
※関連記事:
http://ednjapan.com/edn/articles/1202/07/news021.html
※関連記事:
http://www.zaikei.co.jp/article/20120213/95225.html

【ブログ内の検証】
●2011年12月29日木曜日
緊急分析:実証テスト『現在のEV車は実用性があるか?』
http://a-gd.blogspot.com/2011/12/ev.html

このブログの人気の投稿

緊急分析:国連宛に送られたとされる『ロックフェラーの書簡』を検証する

緊急分析:SiCウェハの大口径化で市場拡大を目指す日本半導体メーカー

シリーズ5:崩壊する日本ハイテク産業のエピローグ➃