緊急分析:モバイル市場を占有し、大躍進を続けるARM社

"Facebook内の分析"
英国ARMホールディングスが2012年1月31日発表した第4四半期決算は、税引き前利益が45%増加して6900万ポンド(1億0800万米ドル)となった。
売上高も1億3780万ポンドに21%増え、予想(同)の1億2360万ポンドを上回った。
同社のARMプロセッサのIPは、スマートフォンやタブレット、あらゆるポータブル機器のプロセッサが英国のARM社であり、この企業はAppleにより育てられ戦略マーケティング手法によって世界シェアを席巻した。モバイル市場は同社を無視はできない。
2001年の同社プライベートセミナー基調講演を務めたの筆者、ARMアーキテクチャが必ず世界を席巻しインテルと並ぶと言った事を覚えている業界人はいるだろうか?
この時には、セミナー会場の雰囲気から何を馬鹿な事を言っているのか?と感じたが。
筆者の基調講演のあとARM社英国本社CEOの講演だった。
今となれば、懐かしい。
この半導体不況に税引き前利益が45%の売り増加である。
未来予測を信じない企業は救われない。

※関連記事:英半導体設計ARM、第4四半期は税引き前利益が45%増加
http://sp.reuters.co.jp/article/TechnologyNews/idJPTYE81K1HW20120131
※過去の検証:スポンサーズセミナー
http://www.cqpub.co.jp/mst/hp/mst2001/conf/sponsarm.htm

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