緊急分析:新生SK Hynix社誕生

"Facebook内の分析"
韓国の国家レベル半導体戦略である。
エルピーダメモリのように何度も破綻しかけたメモリ半導体メーカーハイニクス社再建は、SKテレコムグループに組み込んだ。
これは日本のNTTに、半導体事業を組み込んだイメージである。
2012年3月26日韓国Hynix Semiconductorは、社名をSK Hynixに変更するとともに記念式典を開催した。
韓国SKグループの一員となったことが理由で、式典において、SKHynixは世界最高の半導体メーカーになるとの宣言をした。
SK Hynixの戦略は、モバイル用DRAMやNAND型フラッシュメモリ、CMOSイメージセンサといったモバイル向けビジネスに注力する計画を示している。
CMOSイメージセンサは、日本からビジネスを奪うという事を宣言しており、また日本のエンジニア(ソニー、パナソニック、シャープ、東芝)などから引き抜きが始まるだろう。

※重要情報⇒イメージセンサーの技術特許評価結果公開中
http://a-gd.blogspot.jp/2010/12/2011-web-nikon-httpegami.html

"Facebook内の分析"
SKグループは、日本のNTTに相当する。
よって、通信キャリアが半導体事業を吸収した。
エルピーダメモリも究極の国策会社として、NTTに統合するのも韓国モデル良いだろう。
それは、何故か?
通信キャリアはデータセンターサーバー、通信端末でメモリを消費し、NTTビジネスにベンダー指定とすれば国内携帯端末のDRAMはエルピーダ100%となり、価格競争に巻き込まれず一部財務を健全化出来る。
DRAM事業では未来はなく、次なる次世代メモリー技術のソリューションは筆者から提供しよう。
これが筆者が半導体の現場復帰した強みである。
このソリューション(メモリ技術)3年以内に事業は健全化出来るコンセプトである。

※関連記事:SK Telecom Will Acquire 21% Stake in Hynix Semiconductor for $3.05 Billion
http://www.bloomberg.com/news/2011-11-14/sk-telecom-will-acquire-21-stake-in-hynix-semiconductor-for-3-05-billion.html

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