シリーズ6:ハイテク日本再起動計画の提言⑯

ブログ内分析の精度検証と携帯端末(通信勢力図)の新たな覇王は『米国』となる
無線通信分野をようやく米国が奪還した。
そして、ITと通信とサービス(コンテンツ)の融合が米国の支配下のもとに、未知の成長領域へと一気に加速する。
北欧とアジア企業によるハード優勢の時代は、瞬時に終わり米国のソフト企業が新たな覇王となる。
現在、マスコミ各社がスマートフォン景気と大騒ぎしているがハードメーカーは過当競争に追い込まれ利益率が急速に低下して行くものと見ている。
マスコミや調査会社は、表層に現れたブームを追っているに過ぎない。
特に、日本企業(機能素材メーカーや半導体・部品メーカー)この一年以内に、抜本的なビジネス戦略&ベンダースキームの変更をする大きな判断と舵取りをしなければならない。
ここから先は、企業存亡に関わる事なので、アーキテクトGD社の有料のアドバンスドなコンサルティングサービスの中で深くお話しをしましょう。
日頃愛読頂いている読者の皆さんへの無料サービスレベルのアドバイスは『面舵一杯』ということメッセージが良いだろう。

では今回は、まず筆者の下記テーマのブログの分析精度を検証しょう。
シリーズ6:ハイテク日本再起動計画の提言⑦
▮日本企業を包む『アップルリスク』と大躍進するグーグル社+サムスン電子とソニーの未来
※関連記事:iPhone 5はTSMC製A5チップを搭載、iPad 2はA4のままか--海外報道
http://japan.cnet.com/news/service/20426325/

・サムスン電子製造A4チップ切り替え:Qualcomm社の新型チップは、ベースバンド内臓でサムスン電子がASICとしてファンダリ製造するアップル社A4チップはベースバンドが外付けで部品コスト、トータル消費電力、シングルコアで性能向上はモバイルでは限界である。

※AGDの最新分析では、ベースバンドはQualcomm社、アプリケーションプロセッサA5(製造先不明、可能性はTSMC社が有望A4と同じならサムスン電子)、近傍通信は、Skyworks Solutions社であろう。アプリプロセッサは、CDMA方式などまだ地域ローカル対応が必要なため、Qualcomm社独占ソリューションにはアップル社側がしなかったと考えている。
⇒これ以外にCPUとメモリを実装するPoP(パッケージ・オン・パッケージ)のビジネスもある。

※関連記事:ノキアとMSの提携--数々の不安要素と合併への可能性
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※関連記事:RIMとノキアの描くスマートフォン戦略--アップルとグーグルへの対抗戦略はいかに
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