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シリーズ4:日本半導体要素技術の『明暗』の評価 ⑬

▮ ハイテク産業界のユーザ心理から「不安」を読み解く、新マーケティング戦略 AGD社WEBサイト会員の最大に関心毎は、再景気後退と新ビジネス、中国動向と日本の政治である。 インテリジェンスとアナリシスの強化と正しき戦略構築と実行が、2012年を生き残れる手法である。 2010年9月末コラボレーション・スペース閲覧テーマ・ランキング 1.景気回復から再失速へ 2.半導体V字回復 3.3Dコンテンツ&テレビの実用化に向けて 4.ルネサステクノロジ+NECエレクトロニクス統合の未来は? 5.iPhoneの世界戦略 6.日本の国家システムを破壊する民主党(日本国心肺停止は?) 7.中国の国家戦略 8.グーグルテレビの登場 9.HPハードCEO辞任の渦中の女性が表舞台に 10.赤いハゲタカ 11.電子ペーパー市場の大ダメージ 12.4K本格化する 13.グローバル半導体企業は、事業強化を図るためM&A合戦 14. スマートテレビの覇者は? 15. サムスン電子ギャラクシーS 16.Googleが世界を飲み込む 17.日本半導体市場産業を守れ:レアアースを国家備蓄せよ! 18.2009-2010年PC市場予測 19次期Apple TV 20電子書籍端末市場シェア 21日本企業の実像はユダヤ支配 22ニッポンの財産、それは「ニコン」 23ARMが世界の主流になる中、富士通半導体の不思議戦略 24李健煕(イ・ゴンヒ)会長復帰のサムスン電子の経営戦略 25日本のモノづくり神話の終焉、ファブレス化するソニー 26キャノン、医療・ヘルスケア参入 27攻める「東芝経営」 28ソニーの映像ソリューションの次の手 29ARM、次世代プロセッサ「Cortex-A15 MPCore」を発表 30スマートTVの到来 31 エコノミック・ナショナリズムが世界を駆け巡る 32.AGDの未来予測シナリオ通り、ナショナリズムが台頭(世界は再度ナチズムに飲み込まれる) 33.このFPGA成長要因はLTEのインフラである 34.インドの最新テレビシェア 35.電気自動車は、日本自動車産業を滅ぼすモデルとなるか?先例は半導体・液晶・太陽電池 3...

シリーズ4:日本半導体要素技術の『明暗』の評価 ⑫

▮ 産業界に属する消費者心理から「不安」を読み解く、マーケティング AGD社WEBサイト会員の最大に関心毎は、再景気後退と新ビジネス、中国動向であることが分かる。 常に、現場に近いリアルタイムなマーケティングを行う、インテリジェンスとアナリシスのトレーニングを行うことがこれからの社会を生き残るサバイバル術である。 2010年9月コラボレーション・スペース閲覧テーマ・ランキング 1.景気回復から再失速へ 2.3Dコンテンツ&テレビの実用化に向けて 3.4K本格化する 4.赤いハゲタカ 5.次期Apple TV 6.グローバル半導体企業は、事業強化を図るためM&A合戦 7.電子ペーパー市場の大ダメージ 8.半導体V字回復 9.李健煕(イ・ゴンヒ)会長復帰のサムスン電子の経営戦略 10.ニッポンの財産、それは「ニコン」 11.iPhoneの世界戦略 12.日本の国家システムを破壊する民主党(日本国心肺停止は?) 13.グーグルテレビ登場 14.Googleが世界を飲み込む 15.スマートテレビの覇者は? 16.HPハードCEO辞任の渦中の女性が表舞台に 17.AGDの未来予測シナリオ通り、ナショナリズムが台頭(世界は再度ナチズムに飲み込まれる) 18.WiMax陣営崩壊へ 19.第二の成長新興国、インドの国家戦略 20.攻める「東芝経営」 21.SMICの戦略転換 22.世界最速のIBMマイクロプロセッサー 23.電子書籍端末市場シェア 24.電気自動車は、日本自動車産業を滅ぼすモデルとなるか?先例は半導体・液晶・太陽電池 25.MEMS市場動向 26.東レ・ダウコーニングは、2011年1月から従来よりも大型の4インチSiC量産 27.日本企業の実像はユダヤ支配 28.中国エコ化推進はビジネスになる 29.低価格音楽プレーヤーに特化しシェア奪還したソニー(ただし、日本市場のみ) 30.ハイニクス社買収先は、暁星グループ? 31.インテル社PRAM参入、次世代メモリ戦争の始まり 以下略

シリーズ4:日本半導体要素技術の『明暗』の評価 ⑪

読者の皆さん、2010年9月に入りました。 答え合わせです。 現在の市場環境はどうでしょう? 筆者の予測シナリオ通り、景気は再減速に向かっている指標ばかり、出始めているかと思います。 さて、各調査会社、マスコミやアナリストの 赤文字の↓記事 を検証しましょう。 今の日本の政治家と同じように、根拠のない「口先だけか、それとも精度高く的中するのか?」。 政治の世界もそうですが、一般国民はマスコミに正しくない方向に導かれている。 サブプライム問題のムーディーズ社の格付けと同じように、『ご自身での市場評価出来る力』、特に米国調査会社は情報にバイアスを掛けているので、それを『嘘や過剰期待値などろ過(フィルタリング)できる日本人の能力』を持つ必要がある。 筆者がメモリ価格調査で世界で最も信頼している企業は、DRAMeXchange社であるが、メモリ価格も急激に下げ始めている。 関連記事:DRAMeXchange社 HPの公開メモリ価格情報 http://www.dramexchange.com/ 関連記事:2010年第2四半期のウエハー価格は下落傾向、業界団体が報告 http://eetimes.jp/news/4223 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 2010年8月9日月曜日シリーズ4:日本半導体要素技術の『明暗』の評価 ➂ ▮中長期の視点を持て、『世界ハイテク産業の成長を抑制する恐怖のシナリオ』 記のリンク先に、2つのシナリオがWEB上に公開されている。 2010年9月は、もうすぐそこである。 この不透明になりつつある世界の経済環境下で、半導体市場成長の上方修正する米国調査会社もある。 世界のマクロ経済の指標は間逆を示している。 ※関連記事:10年の世界半導体売上高、35%増で過去最高に=調査会社 http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-16622720100803 ※関連記事:半導体産業は9月にも大パニックの恐れ~製造装置が全く足りないという懸念 https://www.semiconportal.com/archive/blog/insiders/izumiya/10...

シリーズ4:日本半導体要素技術の『明暗』の評価 ⑩

▮ 2010年下期の電子機器産業動向 PC需要低迷でアップル景気も陰りが見え始める。 フォックスコン社の郭台銘会長は、長期成長目標を5割下方修正する。 iPhoneやiPadの需要があってもコンピューター販売鈍化の影響を抑えきれないためとしている。 ※関連記事:iPad受託生産の富士康国際、長期成長目標を5割下方修正-郭会長 http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aGAbyj3Hz_jg ※関連記事:アナリスト、AMDの業績予測を下方修正 http://eetimes.jp/news/4211 ※関連記事:アナリスト、マイクロンの業績予測を下方修正 http://eetimes.jp/news/4224 電子産業界は、大きな転換期を迎える。 それは、ハイテク産業界における中国の台頭し、それはM&Aによって加速する。 『時間(スピード)を金』、技術開発(特許や生産ノウハウ)を金で買うのである。 これはAGD社HP内のコラボレーション・スペース内でこの数年間警鐘してきた。 予測シナリオは、軸間軸で進行している。 中国国務院は、自動車やセメント、鉄鋼、機械、レアアース(希土類)、アルミニウム業界の再編を企業の合併・買収(M&A)を通じて推進すると下記の様に発表している。 関連記事:中国:自動車やセメント、鉄鋼、レアアースのM&A推進-業界再編で http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920016&sid=aFVD.BQ9JyOg

シリーズ4:日本半導体要素技術の『明暗』の評価 ⑨

▮ 迷走するニッポンと鳩山元首相発言から読み解くニッポン・ハイテク立国の終焉 ハイテク国であったニッポンは大丈夫なのだろうか? 政治の迷走もさることながら、文化系の新聞記者も何故、鳩山元首相に突っ込みを入れないだろうか? この国の知見の低さが証明されたのである。 ※関連記事:フレミング鳩山氏、キングメーカーの存在感 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100831-00000523-san-pol 産経新聞~略~ 「フレミングだよ!」鳩山氏は8月30日、小沢氏、輿石東参院議員会長と会談後、記者団に 左手を突き出し、親指と人さし指、中指で「フレミングの法則」の形 を作った。 「首相を辞める直前は親指を突き出したけど今度は3本指か…」。ある党中堅は首をひねったが、鳩山氏は小沢、菅両氏との「トロイカ体制」を、電流、磁力、力の相関関係になぞらえたようだ。 上記↑記事は、真意は? 理系で、元首相の発言とは思えない、”トンデモナイ勘違い”である。 フレミングの法則に、管首相、小沢氏、鳩山元首相を当てはめると、力が働く方向は(管首相と小沢氏) ”まったく違う方向に力”が働くことになる。 フレミング左手の法則は、ローレンツ力Fの方向を覚えやすくするために考案されたものである。 ローレンツ力” F”(民主党の力=与党=日本)は、磁界 を B(小沢氏)、 電荷量 q(鳩山元首相) の 荷電粒子の 速度 を v (管首相)とすると、 F=q(v X B) 真意は、3人の結束が1つの力を生みだすということなのであろうが、フレミングの法則から導きだされる"F"の解は、「ニッポンが更に迷走する(違った次元の方向に動く)」となる。 これは中学生や高校生が学習したことである。 ※関連記事:フレミング左手の法則 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%B7%A6%E6%89%8B%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87 ※フレミングの方式の図解での簡単な説明 http://panasonic.biz/solution/system/education/elec...

シリーズ4:日本半導体要素技術の『明暗』の評価 ⑧

▮ 景気急減速が確定する AGDのハイテク未来予測通りに進行している。 7月~8月に、大変景気の良い半導体予測の上方修正した調査会社は、直ぐに下方修正すべきだろう。 読者の皆さんのために、半導体市場の最新指標をウォッチしたものをブログにアップしておきましょう。 特に、液晶テレビや照明に採用され始めた白色LEDは、原材料のサファイア基板が圧倒的に不足しており、LEDの増産需要に追い付けないことも成長抑制要因であり、台湾・韓国勢のシェアアップでLEDデバイスもデフレ構造となる。 そして、電子機器や自動車・バイク製造は、東アジア圏で、中国と市場シェアを争う東南アジア企業がデフレスパイラルに引き込んでいくだろう。 ※関連記事:中国との競争で東南アジア諸国が連携へ http://jp.wsj.com/World/node_93527 ※関連記事:米消費者の支出抑制、台湾PCメーカーの業績が示唆-受注鈍化も http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920011&sid=aTe2a73EMumY ※関連記事:PC向け半導体需要が低下、2010年7月以降 http://eetimes.jp/news/4179 ※関連記事:PC shipments 5% down in Q3; DRAM price falling. http://www.electronicsweekly.com/Articles/2010/08/19/49301/pc-shipments-5-down-in-q3-dram-price-falling.htm ※関連記事:インタビュー:電子部品需要は7月以降に減速、円高はM&Aの好機=TDK社長 http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-16868320100820 ※関連記事:LED用サファイア基板が不足、チップ不足は今後3年間は続く見方も http://flat-display.dreamlog.jp/archives/3099318.html ※関連記事:台湾の友達光電:陳CEOが米国から出国禁止命令-価格操作疑惑で http://www.bloomberg.co.jp/apps/ne...

シリーズ4:日本半導体要素技術の『明暗』の評価 ⑦

▮ 近代日本の日本人の中で最も有能な目利き+戦略マーケッターは誰か? それは、坂本竜馬である 。 彼は、時代の変化読み取り(黒船来航)、世界での立ち位置での日本の未来を見極め、そしてグランドデザイン(薩長連合、船中八策)を行い、徳川幕府を倒幕(大政奉還)し、新世界(明治)を切り開いた。 船中八策は、明治新政府案ともなっている。 これらを実現出来たのは、「高き志と人脈」があったからである。 ※関連記事:船中八策 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%B9%E4%B8%AD%E5%85%AB%E7%AD%96 ※竜馬がゆく(その13) 船中八策&新政府案編   http://www.geocities.jp/torabane/meisaku23.htm ※関連記事:亀山社中記念館 http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/kameyama/ 筆者とハイテクの経営者で良くブリーフィングの中で、戦略マーケティングについて議論する機会が良くいある。 日本の経営者の多くは、戦略マーケティングを日本人の中で実行出来るのは少ない、そもそも欧米の理論であるから日本人には向かないという。 坂本竜馬は、留学経験もなければ、私塾で学問を学んだこともない。 では、何故彼が日本を動かす事が出来たのか? 一説には、フリーメーソンであるトーマスグラバー氏に指示されていたという説もある。 これは事実であろう。 ※関連記事:『坂本龍馬の黒幕』「グラバー邸」のトーマス・グラバー http://www.kanshin.com/keyword/913048 しかしながら、一脱藩浪人が亀山社中を作り、滅亡寸前の長州藩を薩摩と同盟を組ませることで、組織疲労していた徳川幕府を倒し、天皇とこの両藩を主軸とし、近代国家を目指す明治新政権樹立させたのである。 日本人が戦略マーケティングに不適合ではない。 今の問題は、戦後教育(ゆとり教育世代)によって、競争心も持たない、よって未来に希望を持たせない、他力本願、志の無い人材を作り上げて来たからである。 日本の戦後教育で、日本人から奪い去ったものがもう1つある。 それは、道徳・思いやりである。 筆者は、このブログで何度も「日本人よ覚醒せよ!」...