スーパー・リセッションに備えよ!➂

筆者は、昨年から何度も日本企業に、”リセッションに備えよ!”警鐘してきた。
そして、東日本大震災が『スーパー・リセッション現象』のトリガーを引いた。
日本のマスメディアは、全て後付けであり、その現象が出た時は、手遅れなのである。
読者の皆さんには、インテリジェンス能力を高める事を切望する。
それが、この日本ハイテク産業を救う事になるのである。

※関連記事:【社説】日本経済、震災前から低迷
http://jp.wsj.com/Opinions/Columns/node_239243

筆者が最も信頼する台湾メモリ調査会社のDRAMeXchange社から最新の市場動向が発表された。

【DRAMeXchange社の最新調査結果】
※関連記事:メモリ価格情報
http://www.dramexchange.com/

●NANDフラッシュメモリサイド
DRAMeXchangeによると、5月上期のNAND型フラッシュメモリの価格は前月比2~10%減
になる模様。5月は、メモリカードやUSBフラッシュディスク(UFD)などのほとんど
のアプリケーションがシーズンオフに入ることに加え、大半の最終製品ユーザーにとっ
て、3月の東日本大地震の影響で在庫レベルが高水準であり、部品調達に保守的になっ
ていることによるものという。

【ブログ内の検証➀】
●2011年1月1日土曜日
日本への未来予言
http://a-gd.blogspot.com/2011/01/blog-post.html
新年明けましておめでとう御座います
~略~
2011年卯年は、日本の官製特需が無くなり、世界経済は二番底、半導体は再リセッション、東アジアハイテク企業の台頭、中国バブル崩壊の兆候、中国レアアース輸出制限など日本を取り巻く環境は更に悪化する。
EUは混迷し、人類史初の試みは綻び始め、大ドイツ国の流れが形成されて来るだろう。
加えて、経済と軍事力を巨大化させている新興国は国際的に強い影響力を持ち、先進国と新旧交代の時期に入る。
地球規模的視点では、地球温暖化と連動した気象異常と世界各地での巨大地震、食糧危機(作物不作により輸出停止)、環境汚染と連動する水の危機などの課題が肥大化する。
中国と日本の関係は今後悪化し、その要因は中国による日本買い(企業買収・人材・不動産・水源用地)である。
読者の皆さんは、インテリジェンス能力を磨き上げ再成長のタイミングまで体力温存をしておくのが今年やるべき事であろう。
2011年日本ハイテク産業にとって、好機の風が吹く予感は、待ちに待った「ウォン高」である。
現代の日本は無政府状態として認識し、日本企業(日本人)は、国を頼らないサバイバル経営にシフトしなければならない。
~略~

【ブログ内の検証➁】
●2011年5月9日月曜日
スーパー・リセッションに備えよ!➁
http://a-gd.blogspot.com/2011/05/dramexchange-dram-dramexchange.html
●2011年4月19日火曜日
スーパー・リセッションに備えよ!➀
http://a-gd.blogspot.com/2011/04/blog-post_19.html
●2011年3月20日日曜日
復興ニッポン:日本半導体企業は、スーパー・リセッションに備えよ!
http://a-gd.blogspot.com/2011/03/blog-post_20.html

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