緊急分析:世界恐慌へのパンドラの箱を開く未来?

筆者はこのハイテク産業界の未来予測で様々な警鐘と提言をして来たが世界は最悪のシナリオに突き進んでいる。
既に、下記に『世界への未来予言』を公開している。

【ハイテク産業界の未来予測⇒検証】
●2011年4月27日水曜日
BCP分析:現実となりつつある壮大なる人類の試みEU解体危機とスーパー・リセッションの現実化
http://a-gd.blogspot.com/2011/04/bcpeu.html

読者の皆さん、何度も言っているが『日本への未来予言』を読み返して欲しい。
この元旦の予言通り(実際にはこの1年前よりコラボレーションスペース内で予言)EU解体危機が迫りつつある。
その予言のパートも赤文字と青文字に分けて、未来を明確に示している。

【ブログ内の検証】
●2011年1月1日土曜日
日本への未来予言
http://a-gd.blogspot.com/2011/01/blog-post.html
新年明けましておめでとう御座います
~略~
EUは混迷し、人類史初の試みは綻び始め、大ドイツ国の流れが形成されて来るだろう。
(jsgiのコラボレーション内の分析でも行っている。トピックスは「実験室の破綻、EU解体に向かい、歴史は繰り返す帝国主義時代と国家間戦争となる」である)
加えて、経済と軍事力を巨大化させている新興国は国際的に強い影響力を持ち、先進国と新旧交代の時期に入る。
~略~
EU解体危機の回避は、ギリシャなど財政破綻国をEU共同体で支援する事であるが、これは博愛の精神と真実の共産主義(富の均等分配)の心が必要である。
第二次世界大戦時には、ドイツにナチス・イタリアにファシストの極右勢力が台頭した背景や今なお移民・失業問題でアンダーグランドで活動するネオナチスの存在もある。

他国の為に、自国民も犠牲になる事をドイツ国民が寛容になれるのか?
しかし、EU解体回避の処方箋は、財政破綻国支援しか無く、2011年〜2013年のEU経済を低迷させる最大の用意となり、2011年はスーパー・リセッションを確定させることなるだろう。

EUは人類が平和を得る為の欲望抑制の壮大なる実験であったが、人類は神には近づけなかった。
そもそもEU創設は、過去のヨーロッパ圏内での領地拡大の戦争の歴史があり、何度も繰り返す人の過ち(戦争行為による略奪と文明破壊)を経済成長という"盾(⇒守る)"で、ヨーロッパの正常安定化を図る事で持続的成長をするという崇高な理念でこの実験が開始された筆者は理解している。
社会は混乱し、今『調整期』である。
尽きる事の無い人の欲望を平和と共生で抑制し、経済(通貨統合⇒ユーロ)成長をEU圏内で遂げて行こうと言うのが"矛(⇒攻める)"が『矛盾』するものである。
ユダヤ金融経済成長⇔金がもたらす一時的な"虚"の平和は、逆に負の金の力により破壊される。
そのトリガーになったのがリーマン・ショックである。
一国の国家経営の失敗⇒連鎖(金⇒財政破綻)が、人間のDNAに刷り込まれているダークサイドを覚醒させる。
イスラムの教えは、人の欲望を固く禁じている。
特に、金に関わる戒律は厳しい。
筆者は、宗教論を語っているのではなく、ヨーロッパ〜アジアと中東とEU圏内の社会背景と環境分析をしている。
東日本大震災+財政破綻に向かう日本とギリシャ発によるEU解体、リーマン・ショックから回復途上の米国、バブル崩壊直前の中国のように世界は『晴天乱気流』の入り、不安定な時期を迎える。
太陽活動を示す太陽黒点とフレアも増加しており、2012年〜2013年前のピークに向っている。
人類がある選択をしなければならない時が、このピーク値を迎えた時であろう。
人類はハイテク技術である選択=危機を乗り越えなけばならない。

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