緊急分析:ローム社のタイ洪水による代替え部品への活動状況

ローム社のディスクリート部品代替えは進まず。
電子機器メーカーと半導体メーカーから様々な情報が入って来る。
何故ローム社への代替え部品提供のサポートしないのか?
それは業界関係者なら分かるはずである。
これもまた同社の未来を占う現実であろう。

【更新情報】
今日の発表でローム支援をルネサスエレクトロニクスが行なう。
しかし、事態正常化までは後数ヶ月は掛かるだろう。

※関連記事:ライバル社を支援 震災時の“恩返し” ローム製品、ルネサスが代替生産
http://headlines.yahoo.co.jp/smartphone/hl?a=20111115-00000104-san-bus_all

【最新情報更新⇒2011年12月22日】
2011年12月21日ロームは、2012年1月1日よりタイでの洪水被害により影響を受けていた製品

の全量供給を再開すると発表した。
今回のタイ洪水で、PathumthaniにあるRohmIntegrated Systems (Thailand)およびLapis Semiconductor (Ayutthaya)が操業を停止。
このうちRohm Integrated Systems (Thailand)は11月26日より一部生産を再開、2012年2月の全量復帰を目指していたが、これを前倒しするとともに、他の生産拠点や外部委託分も含めて全量供給体制を確保した。
Lapis SemiconductorAyutthaya)についてはリスクを考慮し、他の生産拠点での代替生産により、通常の供給量を確保することが可能になった。

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