緊急分析:『ローム社が日本自動車産業のサプライチェーンを止めるリスク』

"Facebook内の分析”
今、日本の自動車産業界は3.11と同じ様に、サプライチェーンが切れている。
その要因はタイの洪水である。
特に、自動車用部品不足が深刻化しているのはロームの『ダイオードやコンデンサー』などの電子部品で、筆者の分析だとロームがダイオードで世界シェア40%であろう。
このシェアの数値は、自動車用だけでなく、家電も含まれる。
長期化すれば、この問題は日本経済にも深刻な影響を与える事になる。
寡占化が進む半導体メーカーとその採用リスクである。
ローム社が代替え生産をするしても数カ月は対応出来ないだろう。
トヨタ、三菱、日野など自動車メーカーは減産及び生産停止(最悪)の事態となるだろう。
日本政府は、緊急に情報収集を行いこの問題の支援対応策を検討しておく必要がある。

"Facebook内の分析"
ローム社の半導体は3.11のひたち那珂工場のルネサスエレクトロニクスのMUCより、深刻度は低いですが、代替え部品の信頼性試験(認定)など別のプロセスも必要となる。
このタイ洪水の影響で、ローム社からの代替え切り替えもある程度進む事も予測される。


●トヨタ自動車の影響⇒ミニバンや多目的スポーツ車(SUV)
●ローム社タイ工場の情報⇒水で操業を停止中
ナワナコン工場(パトムタニ県)
ロジャナ工場(アユタヤ県)
両工場は、電源用ICやカーオーディオやカーナビゲーション向け制御用LSIを生産。
トランジスタやコンデンサーも生産。

※関連記事:車電子部品 供給細る ローム、タイ洪水で休止 他国で代替生産もhttp://www.nikkei.com/access/article/g=96959996889DE1E4E2E2EBE5EBE2E0EBE3E2E0E2E3E38698E0E2E2E2

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