緊急分析:2012年中国LED市場動向は?

"Facebook内の分析”
台湾ハイテクメディアのDigiTimes社によれば、台湾LEDパッケージング・メーカーであるEverlightElectronics社は、2012年第1四半期までLED市場の冷え込みが続くとの見通しを示した。
この状況下で、TV用LEDバックライトと比べ、LED照明市場は成長が期待できるとしており、LED照明製品の価格が普及に向けた鍵になり続けるとしている。
Everlight社の2011年11月の売上高は前月比0.8%減の13億3700万台湾ドル(約34億円)、2011年11か月では前年同期比2.68%減の149億6000万台湾ドル(約381億円)。


↑ 上記の裏付ける報道も同時になされている。
DigiTimes社は、中国LED市場は需要の冷え込みに直面しているものの、2011年のMOCVD装置の新規導入台数は420台。
2011年末までに中国における同装置の累計導入台数は756台に達するとしている。
この統計によれば、2009年中国におけるLEDチップの全生産能力は830億個、2010年にはメーカーが積極的に能力を増強したことで980億個に拡大。
需要に応じた生産が可能なMOCVD装置の台数は全世界で1200台あれば十分だが、2011年に1500台に増えたため供給過剰に陥ったことで、2012年の同装置市場は停滞するだろうと理論づけている。

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