緊急分析:『DRAM終焉の時迫る』ブロードバンド+クラウド時代でワークメモリ領域実現は"MRAM"となる

東芝セミコンダクターは、脱DRAMを行い、そしてDRAM幕引きを加速させ、MRAM自らの新市場を築こうとしている。
MRAMの特徴は『超高速・低電力で作動し、電力供給』がなくてもメモリ内のデータを保持する事が出来る非揮発性の長所と安定性などを備えている。

※関連記事:次世代メモリー、東芝がハイニックスと共同開発
http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C93819696E3E1E2919A8DE3E1E2E5E0E2E3E38698E3E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E2E5EAE5E5E2E3E7E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2
※関連記事:韓国の半導体メーカーと東芝が次世代MRAMを共同開発
http://japanese.joins.com/article/779/141779.html?servcode=A00&sectcode=A10
※関連記事:東芝、韓国ハイニックスと次世代メモリー技術を共同開発
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-22177920110713
※関連記事:メモリで業界を牽引できるか!東芝、HynixとMRAM技術を共同開発
http://itlifehack.jp/archives/5294582.html
※関連記事:第2部 技術 MRAMに一服感、PRAMとReRAMが追撃
http://eetimes.jp/article/22800
※関連記事:東芝とHynix社がMRAM技術の共同開発に合意
http://ednjapan.cancom-j.com/news/2011/7/8363
※関連記事:エルピーダ:次世代メモリーPRAMの開発中止-日刊工業
http://www.bloomberg.co.jp/apps/newspid=jp09_newsarchive&sid=aMttOoOrCa1wDRAM専業メーカーである日本のエルピーダメモリ(PRAM開発中止)などは近い将来は死活問題となるが、筆者が過去から提唱しているが実はこれは正しい未来システムソリューションなのである。

※関連講演:第五回半導体メモリ・シンポジウム
「『Windows Vista』の半導体へのインパクトとその後を読む」
http://techon.nikkeibp.co.jp/seminar/070130.html
※関連記事:「世界で勝つ」秘訣はあるのか
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070205/127360/

DRAMメモリは、スタンダーロンのシステムで採用される、極めてレガシーなソリューションである。
未来は、超高速ブロードバンド通信とセンサーネットワーク時代となり、全ては『クラウド+サービス』がメインとなる。
モバイル端末はシステム動作させる最低限のワークメモリだけでよく、リッチな画像エンジンを搭載した液晶テレビは、今後スマートTV普及によりリッチな画像エンジンは必要なくなる。
DRAMメーカーは、この現実を逃避したいか、この未来を隠蔽しているのである。
ユニファイドメモリ開発(PRAM,ReRAM,MRAM)は、2013年以降実用化時代に入る。
DRAMなどに事業注力する半導体メーカーや大容量DRAMを画像ソリューションに活用したソリューションを採用するシステムメーカーは、未来は生き残ってはいけない。
未来のテクノロジーを目利き出来なければ、当然ながら未来はないのである。

【ブログ内の検証】⇒特許評価&各種メモリのベンチマーク公開中!!
●2010年7月27日火曜日
シリーズ3:日本(国)ハイテク産業への改革提言⑨
http://a-gd.blogspot.com/2010/07/3_6611.html

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