緊急分析:ルネサスエレクトロニクスのアセットライト戦略は自社FAB売却への布石

ルネサスエレクトロニクスがアセットライト戦略に動き、海外ファンドリーの生産移管比率を30%まで高める。
既に業界内では旧NECエレクトロニクスの先端FABである山形工場の売却の打診をしているが買い手がつかないという噂も出ている。
日本半導体メーカー各社のOUT FABの状況は次のようである。
ルネサスエレクトロニクスは28nmは先端品以降は、TSMC社とグローバルファウンドリーズ社に完全委託する方針をすでに公表している。
富士通セミコンダクターは40nmノメートル以降の先端品をTSMC社に委託生産し、東芝セミコンダクターもグローバルファウンドリーズ社とサムスン電子に最先端プロセスを依存する事になる。

※関連記事:ルネサス、半導体前工程の外部委託比率を倍の30%に引き上げ
http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201201190006.html

【ブログ内の分析】
●2011年4月1日金曜日
緊急分析:ルネサスエレクトロニクスが100日プロジェクトで下した経営判断ミス
http://a-gd.blogspot.com/2011/04/100.html
●2011年7月29日金曜日
緊急分析:ルネサスエレクトロニクスの解体バルクセール開始
http://a-gd.blogspot.com/2011/07/blog-post_8617.html

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