緊急分析:近未来にサムスン電子の帝国は崩壊を始めるだろう
今日は、筆者と中国政府の通信利権を持つ関係者及び通信エキスパートと中国向けのあるプロジェクトの議論を行った。
筆者の戦略シナリオの未来予測のように、近い将来サムスン帝国崩壊が現実味を帯びてきた。
そのターニングポイントは、2012年夏頃に米国でサムスン電子が敗訴する米国Apple社特許係争である事を断言しておく。
現サムスン電子の利益の源泉はスマートフォン(タブレットは販売不信)。
無線事業が半導体のアプリケーションププロセッサとNANDとDRAM、有機EL牽引し、内製デバイス価格(ツケ変え)で利益を生み出しているのが強みである。
中国市場は既にスマートフォンは1億台。
iPhoneは伸び悩みロイヤルティをキャリアが嫌い始めている。
中国の8割スマートフォンは、中国メーカーのファーウェイ社、ZTE社、Coolpad社。
サムスン電子ファーウェイにリプレイスされている。
また中国側から報奨金も出されており海外製は抑制される。
そして、中国メーカーは安く、サムスン電子はこの1年でグローバルのコスト競争に追従出来なくなる。
ZTEスピンアウトベンチャーが、新興国のインドやアフリカを抑える事になる。
これ2年で、サムスン電子の綻びとしての結論が出る事になる。
ハイエンドはファーウェイ社が自社開発アプリケーションプロセッサ(クワッドコア)も投入しハードのみであればサムスンを超える。
中国の弱みは日本と同じUIである。
日本の仇は、中国が取る事になる。
日本ハイテク産業の再起動は、この5年でビックチャンスが来るだろう。
サムスン電子は経営者リスク(イゴンヒ氏健康問題とグループ内後継者)と製品等品質トラブルでブランドが崩壊する。
日本型モデルと隠蔽文化(組織)を全てコピーした代償が未来必ず起こる。
日本企業は、リボーンに向け準備を進めて置くことである。
※関連記事:中国最強スマホメーカー“Coolpad”のハイエンド機がスゴイ!
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/059/59446/
※関連記事:HuaweiがAndroid 4.0+クアッドコアの「Ascend D」シリーズ発表――日本でのLTE版展開にも期待 http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1202/27/news125.html