緊急分析:PC終焉、ポストPCはモバイルデバイス!!
Facebookの分析
PC市場データで最も信頼がおけるが米国IDC社である。同社の調査報告書が昨日リリースされた。
PCメーカーの凋落、CPUメーカーIntel社の凋落はモバイルデバイスのタブレットとARM社が創りだしたポストPCが現実となったからである。
成功体験に固執する企業と経営者はハイテク市場から消える運運命にある。テレビ事業に固執する企業にも言える事である。
【IDC社調査報告書引用】IDCは以下のように述べている。⇒景気が緩やかに改善し、「Windows 8」を搭載するPC新機種が登場したにもかかわらず、PC出荷台数はすべての地域で前年同期から大幅に減少した。
減少を続けるミニノートPCの出荷台数がローエンド市場の出荷台数の大半を奪い、その一方で、個人消費はタブレットとスマートフォンに流れ続けている。
タッチ機能や超薄型システムを提供するPC業界の取り組みは、価格や部品供給という従来の障壁、さらにWindows 8に対する反応の少なさによって妨げられてきた。
PC業界は、PCをほかの製品と差別化する革新を判別して、消費者にPCの購買意欲を起こすのに苦労しており、その代わりに、扱いにくい、または高価だと認識される変化に対する大きな抵抗に直面している。
世界PC出荷台数の地域別の内訳は以下の通り⇒米国市場では、前年同期比で12.7%減、前期比で18.3%減だった。
総出荷台数は1420万台に減少した。
四半期出荷台数は、2006年第1四半期以降で最低の水準に達した。
EMEA(欧州、中東、アフリカ)地域は2013年第1四半期、予想よりも悪い2桁の急減を記録した。
関連資料⇒http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE93A00J20130411