緊急分析:東日本大震災から誘発される東海地区の地震➁

アナリストは、技術・産業・情勢・市場など今起こっている真理を導き出すためのメカニズム(科学的に)を探求し、全体を俯瞰する高い能力が求められる。
これらの各々の事象”点と点”の情報を解析し、理論的に”線”になることを証明する事である。

筆者は、電子工学出身なので、電子・電気+物理も一応広く浅く勉強し、小さい頃の趣味として天文学に興味を持ち数年間趣味として天文観測を行っていた。
この時期と同じく、短波放送(BCL:Broadcasting Listening / Listener )も趣味にしていた。
太陽黒点やフレアは、通信に障害を起こすことは小学生時代に学び・経験したことであった。

ここで、筆者が何を言いたいのか?
これらは、"宇宙・太陽・地球(月・惑星など含む)"が密接に関係しているということである。
このブログ内でも”太陽フレア”と経済メカニズムの相関関係について説明しているパートがある。
再度、そのパートもご覧頂きたい。

※関連記事:BCL
http://ja.wikipedia.org/wiki/BCL
※関連記事:太陽フレア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%A2

【太陽黒点のデータ解析検証】
※関連情報:黒点の減少期間(直近)
http://www3.ocn.ne.jp/~gifuastr/month_mean1.htm
※関連情報:SWC宇宙情報センター
http://swc.nict.go.jp/circle27/
※関連情報:黒点数統計値⇒(コメント:2011年3月入り10日まで異常に高い数値である)
http://www2.nict.go.jp/y/y223/sept/swcenter/sunspot.html
※関連情報:太陽活動の現況⇒2011年3月10日に巨大フレアが発生している。
http://www2.nict.go.jp/y/y223/sept/swcenter/max_fl.html
※関連情報:GOES 10MeV proton⇒陽電子流が2011年3月8日~11日まで異常値になっている。
http://www2.nict.go.jp/y/y223/sept/swcenter/goes_pr.html

ここからの分析は、筆者の私見である。
現在、太陽活動は『黒点が極小期』で、世界各地で巨大地震が起こっている。
この状況で、3月10日に突然黒点が増大して、太陽フレアが地球に降り注いだ。
3月11日が東日本大震災の当日である。
この影響があった可能性がある。
東日本大震災の大きな余震が続いている状況だが、太平洋プレートが動いたら、ユーラシアプレートにも歪みが出来、短~中期的には大陸側(朝鮮半島・中国)も影響を受けるだろう。

●1973-1977年⇒1976年 中国唐山地震
●1984-1987年⇒1985年 メキシコ地震
●1994-1997年⇒1994年 ロサンゼルス地震 1995年の阪神大震災
●2004-現在?⇒ 2004年 スマトラ 2008年の中国四川大地震 2010年 チリ 2010年ハイチ 2011年東日本大震災 

過去、被害が大きいトップ10で過去40年に起こったのは巨大地震は3事例ある。
●1976年 唐山地震
●2004年 スマトラ島沖地震
●2010年 ハイチ地震

※重要情報:貞観地震(じょうがんじしん)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%9E%E8%A6%B3%E5%9C%B0%E9%9C%87
~引用 ~
貞観地震(じょうがんじしん)は、貞観11年5月26日(869年7月13日)に陸奥国東方の海底を震源として発生した巨大地震。
現在の地名では、東北地方の東の三陸沖と呼ばれる海域にある太平洋の海底が震源とされ、地震に伴う津波の被害も甚大であったことが知られている。
2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震との類似点が指摘されている。
地震の規模は少なくともM8.3以上であったと推定されており、多賀城と推測される陸奥国城下が壊滅的被害を受けたとされ、津波で平野が大海原になり、溺死したのは約1000人と『日本三代実録』に記録されている。
記録通り仙台平野に海が溯上した痕跡があるが、この痕跡はこの地震以外にも複数存在することが分かっている。
その痕跡から判断した場合、超巨大地震による津波により仙台平野が水没するという現象が約1000年間隔で繰り返されているとされる。
約数十 - 百年ごとに起こる三陸沖地震に含まれるという考えから貞観三陸地震、上述の津波被害の観点から貞観津波ともいわれる。
なお、この地震の5年前の貞観6年に富士山の貞観大噴火が起きている。

東京電力は、福島第一原子力発電所事故を天災としているが、そもそも貞観地震の過去の歴史を地盤(地質)調査で調べてはいなかったのか?
下記の記事にもあるように、2009年6月、経済産業省で開催された会議の席上、独立行政法人産業技術総合研究所の岡村行信活断層地震研究センター長は、東京電力の報告に厳しい言葉で異議を唱えている。
上記情報は、東京電力が主張する「想定外の天災」は、現在発生している原子力発電所の事故が「想定内の人災」であったという証明する事にもなる。

※重要情報:【東日本大震災】No.36 津波に薄かった危機意識 専門家、以前から警告
http://photo.sankei.jp.msn.com/essay/data/2011/03/0327earth_quake_chiso/

筆者の懸念は、地球の周期であり、貞観地震が1000年の周期の巨大地震であれば、前後して富士山の噴火と東海地震が発生したらどうなるのか?
今、日本政府と国民の意識は東日本地域(地震救済・復興と福島第一原子力発電所事故)に集中しており、防災意識を関東にも持って欲しい。
首都東京に、自然災害により何らかの被害が出た場合、日本政府と経済は完全に機能停止となる。
日本人の習性として、全体を俯瞰するそこから最適な戦略と判断をする事は不得手としている。
しかし、今こそ全体を俯瞰し、最適配置の解を見つけ、実行(危機への備え)する必要がある。
日本のハイテク産業界もサプライチェーン上、東西の拠点を分け、リスク分散して置く必要があった。
(残念ながら、過去の台湾地震で日本は何も学んではいなかったという事である)
今からでも遅くはない。
海外生産拠点も含め、製造・生産のリスク分散とプロキャメントの戦略を早急に見直して頂きたい。
貞観地震の6年後、現在の東京を中心に地震が発生している。
では、東日本大震災の6年後の東京は?

日本政府が早急に対策を打つべき事は、静岡県の浜岡原子力発電所の総安全点検である。
浜岡電子力発電所は、”危険の三冠王”である。
原子炉のトラブル・耐震性・立地(今回の津波で機能停止は証明された)の3つである。
ここが福島第一原子力発電所と同じ事態になれば、東海道は完全遮断され、首都東京と東日本は完全孤立状態となる。
この事態で、日本国と日本経済は完全崩壊するシナリオとなる。
このリスクを避けるために筆者の提案は、天皇が京都にお戻りになって頂き、首都は遷都を行う。
新首都は、奈良(平城京)に遷都し、首都名は『大和(やまと)』。
これが、日本のグランドデザインであり、1000年耐えうる新都市の青写真である。
日本の経済の中心は、関西・奈良に移し、沼地に江戸幕府が開いた全てが集約されている東京から機能を分割し、移設する必要がある。
省庁(官僚)機能は、新都市に配置し、政治家(政治家をサポートする官僚のみを東京)は東京に配置する。

※重要情報:地震の年表
http://ja.wikipedia.org/wiki/地震の年表

【2013年の未来は?】
読者の皆さんは、下記の天文学説は、信じなくても良いでしょう。
しかし、この”フォトンベルトとマヤ暦最後の日”と重なることは果たして偶然なのか?
全体を俯瞰して考える事も必要であろう。
※関連記事:フォトンベルト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88
~ 引用~
太陽系はプレアデス星団の一番明るい星アルシオーネを中心に約26,000年周期で銀河を回っており、その際11,000年毎に2000年かけてフォトンベルトを通過するとされる
地球が次に完全突入するのは2012年12月23日(JSTでは24日)で、その時には強力なフォトン(光子)によって、人類の遺伝子構造が変化し進化を引き起こすとも言われる。
フォトンベルトの初出は1981年のオーストラリアのUFO雑誌で、エドモンド・ハレーが発見したとも、1961年にポール・オットー・ヘッセが発見したとも言われている。1991年に科学ジャーナル誌の『Nexus magazine』が "The Photon Belt Story" として取り上げ衆目を集めた。
太陽系はプレアデス星団のアルシオーネを中心として約26,000年周期で回っている。地球は公転軌道の関係でフォトンベルトに一時的に入ったり出たりしているが、2012年12月23日には完全に突入し、通過するのに2000年程を要すると見られる。
フォトンベルトはアルシオーネを中心に垂直に分布しており、NASAが観測に成功している。
フォトンベルトに突入すると強力な電磁波により太陽や地球の活動に大きな影響が出て、電子機器が使用できなくなるとも言われている。20世紀末から異常気象や火山活動・地震が頻発しているのは、地球がフォトンベルトに入り始めたからとも主張している。

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