シリーズ4:日本半導体要素技術の『明暗』の評価 ⑯

目覚めよ「日本人!」決起せよ!若人!!
NHK大河ドラマ竜馬伝も最終回が近いづいてきている。
今の日本国の姿があるのは、誰が貢献したものか?
いろんな見方もあるが坂本竜馬は、その1人であることは間違いないだろう。
下記は、船中八策の原文である。
船中八策のは幕末維新期に、坂本竜馬が没年(大政奉還の数カ月前)に起草した新国家体制の基本方針であり、近代日本の国家形成の原点である。

関連記事:『新政府綱領八策』の原文 より、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%B9%E4%B8%AD%E5%85%AB%E7%AD%96

一、天下ノ政権ヲ朝廷ニ奉還セシメ、政令宜シク朝廷ヨリ出ヅベキ事。

一、上下議政局ヲ設ケ、議員ヲ置キテ万機ヲ参賛セシメ、万機宜シク公議ニ決スベキ事。

一、有材ノ公卿諸侯及ビ天下ノ人材ヲ顧問ニ備ヘ官爵ヲ賜ヒ、宜シク従来有名無実ノ官ヲ除クベキ事。

一、外国ノ交際広ク公議ヲ採リ、新ニ至当ノ規約ヲ立ツベキ事。

一、古来ノ律令を折衷シ、新ニ無窮ノ大典ヲ撰定スベキ事。

一、海軍宜ク拡張スベキ事。

一、御親兵ヲ置キ、帝都ヲ守衛セシムベキ事。

一、金銀物貨宜シク外国ト平均ノ法ヲ設クベキ事。

以上八策ハ方今天下ノ形勢ヲ察シ、之ヲ宇内万国ニ徴スルニ、之ヲ捨テ他ニ済時ノ急務アルナシ。苟モ此数策ヲ断行セバ、皇運ヲ挽回シ、国勢ヲ拡張シ、万国ト並行スルモ、亦敢テ難シトセズ。伏テ願クハ公明正大ノ道理ニ基キ、一大英断ヲ以テ天下ト更始一新セン。

【解釈と筆者コメント
公議政体論のもと、

1.憲法制定⇒※新日本社会向けた未来憲法のへ改定
2.上下両院の設置による議会政治⇒※過去の貴族議員制(現代では、一定の教育水準、年齢制限など)+良識の府たる参議院を構築するのであれば渡来人は排除すべき(日本の国益に著し損出させている)
3.不平等条約の改定⇒※日米通商条約、日本米半導体協定、日米地位協定、TPPなど
4.海軍力の増強⇒※日本国憲法第9条を盾に、軍事国家と認めぬ日本は、中国(レアアース・レアメタル、尖閣列島、元レート、日中首脳会談キャンセルなど)、米国(在米軍、プラザ合意、円高容認など)、ロシア(北方領土)、北朝鮮(拉致、核問題)の脅威から抜け出すことは出来ない。
5.御親兵の設置⇒※自衛隊(軍)の解体・再編により、世界貢献型により、憲法9条を改憲し『国際救助隊(軍)の新設』、これにより国土防衛の専守防衛の呪縛から解き放ち、攻撃型へ移行する
※上記は、全政権の防衛省政務次官に筆者が提言したことことである。
6.金銀の交換レートの変更⇒※通貨戦争(国際社会の円安容認)
2015-2016年迄に世界は必ず通貨戦争が勃発し、日本国はバッシングされる未来が来る

これに足りないものは、戦後連合軍によって解体された、財閥復興である。
三菱や住友など旧財閥復興こそ、日本ハイテク産業復活の第一歩であり、筆者の『富国強産』政策の原点である。
日本の財閥は完全解体(実態はグループ会社)されたが、韓国はサムスン電子に見られるように、国家と密接に関わる財閥である。
サムスン電子と韓国政府は、表裏一体であり、これが、日本企業がサムスン電子に勝てない理由である。
明治維新もそうであるが、産業育成と国際競争力強化こそが、国力、国家財政基盤の安定化、国民の幸福度と”適正”な経済成長を確保出来るのである。

今一度、日本人は原点に返るべきである。
そして、渡来人の作り上げたものを全て再検証し(日本にとって不都合なものは排除・破棄)、日本人のために日本国家を再構築する必要がある。
現代社会では、渡来人たる米系シンクタンクや調査会社は、極力メイン・ストリームから排除し、日系(単純な日本連合でなく、外資経験者の日本人を組み込んだ組織)シンクタンクで戦略を作り上げ、日本人チームのみで実行して行く必要がある。
第一次大戦、第二次大戦まで、日本が1つの国家像向かっていたのは、日本人のみで討議されていたからである。
※これは戦争容認をしている訳でなく、国家に対する忠誠心のことである。

関連記事:秋山真之
http://www.sakanouenokumo.jp/saneyuki/

この日本国が、数年先にグローバル社会の中で、完全に飲み込まれ他国の属国(この定義は、軍事・外交・国政・経済など実質的に他国から干渉・支配を受けること)となる前、アィデンティティーを持った自覚・自立した『日本人』としての誇りと勇気を取り戻して欲しい。

2010年11月5日のCNET JAPANのブログ記事に、尖閣列島衝突流出ビデオが公開されている。
IT社会の中で、リアルな真実のビデオを見て、日本人は今後の国がどうあるべきかを考えた方が良いだろう。

関連記事:尖閣諸島沖での衝突事件ビデオ流出
http://japan.cnet.com/blog/it_bigbang/2010/11/05/entry_27042953/

 

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