シリーズ4:日本半導体要素技術の『明暗』の評価 -8月9日番外編

8月9日は、「長崎原爆投下とソビエト参戦」の日本人として忘れてはならない日
今日は、筆者のオフィス周辺は、警察当局による物々しい警戒態勢である。


警備の理由は、右翼団体の街宣活動である。
この飯倉は、ロシア大使館がある。
1945年8月9日、社会主義共和国連邦(ソ連)は日本から日米の終戦交渉を依頼されていたにも関わらず、『日ソ中立条約』を一方的に破棄し、米軍の沖縄本土上陸、広島・長崎原爆によって壊滅状態にあった日本に対し、宣戦を布告した。
その頃手薄になっていた満州や樺太にソ連軍が上陸し、略奪・強姦・殺戮の限りを尽くしたのである。

筆者は、長崎出身で、8月9日は長崎原爆記念日である。
長崎原爆「ファットマン型」は、TNT火薬換算で22000t相当規模、プラス放射能付きである。
現代の日本人は、過去のこと何もなかったように、日々を過ごしている。
そして、先人たちは、欧米列強からアジアを救うため、自らの生存権を勝ち取るため大東亜戦争・太平洋戦争(第二次世界大戦)を戦ったのである。
筆者は、国粋主義者でなく、今の日本を憂う日本人である。

1945年3月26日沖縄戦~㋇6日広島原爆投下~8月9日長崎原爆投下&ソビエト参戦(終戦直前)~8月16日終戦の日の間、過去の日本を振り返り(反省と何故、参戦しなければならなかったのか?)、そこから未来の日本のあるべき姿を真剣に、再考してみても良いのではないだろうか?

※関連記事:私達の先人は大東亜戦争を戦ったのです
http://nandakorea.sakura.ne.jp/html/daitoua.html

日米プラザ合意以降、日本のハイテク産業でも、過去大戦とと体験と同じことを味わっている。
ポツダム宣言(米英支ソ四国共同宣言)と同じ事に近い事が、日米半導体協定、スーパー301条(包括通商・競争力強化法)の受け入れであった。
日本国(日本人)は、焦土の国土から産業を復興・育成し、飛躍的な経済発展を達成したのである。
しかし、経済発展の代償は、日本人としての魂と誇りを失ったようである。

日本人とのしての教育を再構築しない限り、日本の未来=ハイテク産業を立て直すことは出来ないはずである。

このブログの人気の投稿

緊急分析:国連宛に送られたとされる『ロックフェラーの書簡』を検証する

緊急分析:SiCウェハの大口径化で市場拡大を目指す日本半導体メーカー

シリーズ5:崩壊する日本ハイテク産業のエピローグ➃