シリーズ4:日本半導体要素技術の『明暗』の評価 ⑪

読者の皆さん、2010年9月に入りました。
答え合わせです。
現在の市場環境はどうでしょう?

筆者の予測シナリオ通り、景気は再減速に向かっている指標ばかり、出始めているかと思います。
さて、各調査会社、マスコミやアナリストの赤文字の↓記事を検証しましょう。
今の日本の政治家と同じように、根拠のない「口先だけか、それとも精度高く的中するのか?」。
政治の世界もそうですが、一般国民はマスコミに正しくない方向に導かれている。

サブプライム問題のムーディーズ社の格付けと同じように、『ご自身での市場評価出来る力』、特に米国調査会社は情報にバイアスを掛けているので、それを『嘘や過剰期待値などろ過(フィルタリング)できる日本人の能力』を持つ必要がある。
筆者がメモリ価格調査で世界で最も信頼している企業は、DRAMeXchange社であるが、メモリ価格も急激に下げ始めている。

関連記事:DRAMeXchange社 HPの公開メモリ価格情報
http://www.dramexchange.com/

関連記事:2010年第2四半期のウエハー価格は下落傾向、業界団体が報告
http://eetimes.jp/news/4223
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2010年8月9日月曜日シリーズ4:日本半導体要素技術の『明暗』の評価 ➂
▮中長期の視点を持て、『世界ハイテク産業の成長を抑制する恐怖のシナリオ』
記のリンク先に、2つのシナリオがWEB上に公開されている。

2010年9月は、もうすぐそこである。
この不透明になりつつある世界の経済環境下で、半導体市場成長の上方修正する米国調査会社もある。
世界のマクロ経済の指標は間逆を示している。

※関連記事:10年の世界半導体売上高、35%増で過去最高に=調査会社
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-16622720100803

※関連記事:半導体産業は9月にも大パニックの恐れ~製造装置が全く足りないという懸念
https://www.semiconportal.com/archive/blog/insiders/izumiya/100304-investment.html

※関連記事:中国の携帯電話機/液晶テレビ、2010年6月は輸出量に陰り
http://ednjapan.cancom-j.com/news/2010/9/7198

この米国調査会社は、相反する情報ばかりが市場に流されているように感じる。
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『未来予測シナリオ検証』
シリーズ4:日本半導体要素技術の『明暗』の評価 ⑩
▮2010年下期の電子機器産業動向

シリーズ4:日本半導体要素技術の『明暗』の評価 ⑧
▮景気急減速が確定する

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